内容はこんな感じだそうな。

「プラチナ」レベルの参加褒賞の調整は、プロツアー『異界月』終了後より適用されます。調整内容は以下の通りです。
各プロツアーに参加した「プラチナ」レベルのプレイヤーに、250ドルの参加褒賞(以前は3000ドル)。ワールド・マジック・カップに参加した「プラチナ」レベルのプレイヤーに、250ドルの参加褒賞(以前は1000ドル)。ワールド・マジック・カップ予選に参加した「プラチナ」レベルのプレイヤーに、250ドルの参加褒賞(以前は500ドル)。
 その他の特典については変更ありません。
 これらの変更は、プロ・プレイヤーズ・クラブの目的について多くの議論を重ねた結果にもとづくものであり、決して簡単に下した判断ではありません。「プラチナ」レベルへの参加褒賞の授与は、「マジックのプロ・プレイヤー」というライフスタイルを維持する手助けを目的に行ってきました。しかし綿密に評価を行ったところ、私たちはこのプログラムがその目的を果たせていないと判断し、参加褒賞の減額に踏み切りました。
 代わりに、その年最大のイベント――世界選手権の賞金を増額することにいたします。


個人的にいい変更だと思います。
プラチナプロへの褒賞より、「世界選手権は賞金総額50万ドル!」のほうがインパクトがあるからです。
どちらがMTG的に盛り上がるかでいえば火を見るよりも明らかです。
※そもそも一生プラチナになる(=なれる)わけでもないしそこまでMTGに打ち込むことができないと思っているからも大きい

PTの生放送でもここはスライドを作らず説明もしなかったのは反発が必至だからでしょうね。
既得権益の侵害を喜ぶ人はいません。

「上位プレイヤーを保護しなければコンテンツは衰退する。」という意見を目にしましたが、もうMTGはそういう小規模なコンテンツではない。と判断したのでしょう。
今回優勝した選手が20代であることがいい意味で証明しています。
PTに出て活躍したいと思うプレイヤーはこんなもんでは減らないよということでしょう。

ですが、このままだと本当にWotCの報償目当てで活動していたプレイヤーが活動できなくなるというのも問題として上がってきますが、この辺はそのプレイヤー次第かなぁと。
正直「俺が活躍して宣伝するからスポンサー募集します!」みたいな活動してるプレイヤーを日本人で見たことがない(内々で活動していているだけなのかもしれないけど)。
ツイッターのフォロワー数でも日本人プロは1万程度ですが、LSVは5万もあり
芸能人でそのレベルだと有名な方も多いですね。
個人・チーム・カードショップ単位問わず世間にアピールしてもいいような気がします。

あと今回の狙いとして、WotCからの報償がわずかになればスポンサーに頼らざるをえなくなり、それによって組織されたチームが明確化されてくるというのもあるんじゃないかと思います。
生放送を聞いていると「○○選手は今回は××で調整してるみたいですね。」みたいなことをよく聞きますが、けっこう違和感を感じます。
その選手にとってのスポンサーは何なんだろうなあと。

個人として魅力的な部分(MTGは基本的には個人戦なので当然ですが)もありますが
調整した結果で持ち込んできたデッキが猛威を振るう。みたいなのも見ていて盛り上がるものです。
今回の黒緑コントロール、緑黒アリストクラッツがそうですね。

何にせよ、プロマジックプレイヤーは変革を迫られました。
そのまま消える人もいれば、スポンサーを見つけて生き残る人もいるでしょう。
日本はアメリカに次いで2位のGP開催数なのでもっともっと盛り上がってほしいところです。

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